2026年前半戦総括

【2026年前半戦総括】巨人を中心に12球団を見て感じたこと

2026年のプロ野球も、オールスター前までの日程が終わりました。今回は巨人を中心に、前半戦で印象に残った選手や出来事、他の11球団で気になった選手を振り返ります。

POINTS

今回のポイント

  • 開幕前は阪神の圧勝を予想していたが、巨人も首位争いに残った。
  • 阿部監督の辞任後、交流戦でチームが立て直した。
  • 前半戦の個人的MVPはダルベック。
  • 井上温大、田中瑛斗、坂本勇人、浦田俊輔らが印象に残った。
  • 他の11球団からも、前半戦で気になった選手を一人ずつ挙げた。
目次
  1. 開幕前は阪神の圧勝だと思っていた
  2. 阿部監督の辞任と交流戦
  3. 巨人を変えたダルベック
  4. 井上温大と田中瑛斗
  5. 坂本勇人と若手野手
  6. 個人的な巨人の前半戦ベスト
  7. セ・リーグ5球団で気になった選手
  8. パ・リーグ6球団で気になった選手
  9. 坂本と柳田が選ばれたオールスター
  10. 後半戦で見たいこと
  11. まとめ

開幕前は阪神の圧勝だと思っていた

2026年のプロ野球も、オールスター前までの日程が終わりました。

試合数で考えれば、正確な半分ではありません。

それでも、毎年この時期までを「前半戦」と呼ぶことが多いです。

今回は巨人を中心に、2026年前半戦を振り返ります。

巨人だけではなく、他の11球団で気になった選手についても残します。

すべての球団を同じだけ見ているわけではありません。

細かい成績を比べる記事ではなく、試合やハイライトを見て印象に残ったことをまとめた観戦メモです。

開幕前は、阪神がそのまま圧勝するのではないかと思っていました。

先発投手がそろっています。

打線にも実績のある選手が多く、シーズンを通して大きく崩れる姿があまり想像できませんでした。

実際に強いことは変わりません。

ただ、オールスター前のセ・リーグは、阪神と巨人がともに50勝40敗で並びました。

ここまで接戦になるとは予想していませんでした。

巨人は苦しい時期がありました。

監督の交代もありました。

戸郷翔征、大勢など、中心となる投手の離脱もありました。

それでも前半戦終了時点で首位争いをしています。

巨人の前半戦を一言で表すなら、よく粘っているです。

前半戦で最も大きかった阿部監督の辞任

巨人の前半戦で最も大きかった出来事は、阿部慎之助監督の辞任でした。

5月26日から橋上秀樹コーチが監督代行を務めています。

シーズン中に監督が代わるとは考えていませんでした。

この件の内容を、この記事で細かく触れるつもりはありません。

野球を見ている側として感じたのは、チームが大きく崩れてもおかしくない出来事だったということです。

監督が突然いなくなり、交流戦が始まりました。

普通であれば、気持ちを切り替えるだけでも難しいはずです。

それでも巨人は交流戦で10勝6敗2分。

セ・リーグで唯一の勝ち越しでした。

前半戦の転機を一つ選ぶなら、やはり交流戦です。

阿部監督の辞任直後という状況も含めて、よく立て直したと思います。

交流戦で変わった巨人

交流戦前の巨人は苦しい状態でした。

打線がなかなかつながりません。

投手が試合を作っても、得点できない試合がありました。

ここから順位を落としていく可能性もあると思っていました。

その流れを変えたのが交流戦です。

パ・リーグの球団を相手に勝ち越しを続けました。

セ・リーグで勝ち越した球団が巨人だけだったことにも驚きました。

パ・リーグとの差を感じる交流戦になると思っていました。

結果として、巨人にとっては順位を上げるきっかけになりました。

交流戦で印象に残った他球団の選手は、西武の長谷川信哉です。

相手として見ると嫌な選手でした。

交流戦のように普段あまり対戦しない選手を見ると、リーグ戦だけでは気づかなかった魅力があります。

巨人を変えたダルベック

前半戦の個人的なMVPは、ボビー・ダルベックです。

投手では田中瑛斗や井上温大も素晴らしい働きをしています。

それでも、チーム全体への影響を考えるとダルベックを選びたいです。

加入してから、打線の雰囲気が変わりました。

一発が期待できる打者がいるだけで、相手投手への圧力が変わります。

打てない試合が続いても、ダルベックの打席なら何か起きるかもしれないと思えました。

前半戦で巨人が勝てた理由を一つ挙げるなら、ダルベックの存在です。

坂本勇人が通算300号本塁打を放った試合でも、サヨナラの場面につながる安打を打っています。

坂本だけではなく、ダルベックもあの勝利に欠かせない選手でした。

外国人選手全体を見ても、期待以上だったと感じます。

後半戦もダルベックを中心に、長打を期待できる打線を作ってほしいです。

先発投手で一番印象に残った井上温大

前半戦で一番印象に残った先発投手は井上温大です。

理由は安定感です。

多少状態が悪くても、大きく試合を壊しません。

勝ち星だけでなく、先発として毎週計算できることが大きいです。

開幕前から期待していましたが、それ以上の投球を見せてくれました。

巨人の先発陣全体も期待以上でした。

井上だけではありません。

竹丸和幸も新人ながら先発として試合を作っています。

小笠原慎之介も加わりました。

ウィットリー、西舘勇陽らも先発を支えました。

戸郷が離脱しても、先発ローテーションが完全には崩れませんでした。

後半戦で期待している投手は竹丸と田中将大です。

竹丸は前半戦ですでに力を見せています。

ここから対戦が増えた相手に、どのような投球をするのか楽しみです。

田中将大も一軍で投げる機会が来たときに、どのような姿を見せるのか見たいです。

復帰を待っている投手は戸郷です。

後半戦の優勝争いには、戸郷の力が必要になります。

無理に急いで戻る必要はありません。

万全に近い状態で戻ってきてほしいです。

リリーフMVPは田中瑛斗

前半戦で一番印象に残ったリリーフ投手は田中瑛斗です。

39試合に登板し、前半戦終了時点で被本塁打は0。

防御率1.64、28ホールドポイントを残しています。

打者有利の東京ドームで投げる機会も多い中、一本も本塁打を打たれていないことに驚きます。

勝ち試合だけではありません。

同点やビハインドなど、さまざまな場面で投げています。

派手な役割ではないかもしれません。

ただ、田中瑛斗がいたから試合をつなげられた場面は何度もありました。

抑えと勝ちパターンについては、開幕前の予想に近いです。

ライデル・マルティネスが最後にいる安心感は大きいです。

大勢の離脱は痛いですが、残った投手で役割を組み直しています。

リリーフ陣全体では、もう少しできるとも思っています。

後半戦は田中瑛斗への負担を減らせる投手が出てきてほしいです。

野手で一番印象に残った坂本勇人

前半戦で一番印象に残った野手は坂本勇人です。

毎試合スタメンで出ていた頃とは、役割が変わりました。

現在は代打での出場も増えています。

その中で、ここぞという場面で決勝打を打っています。

一番印象に残った試合は、5月13日の広島戦です。

1点を追う延長12回。

坂本が通算300号となる逆転サヨナラ3ランを放ちました。

300号という記録だけでも特別です。

それをサヨナラ本塁打で決めるのが、坂本らしいと思いました。

髙橋遥人から打ったタイムリーも印象に残っています。

簡単には打てない投手から、試合を動かす一打を打ちました。

前半戦で何度も「まだ坂本が必要だ」と感じました。

毎日のように守備へ就き、打線の中心だった頃とは違います。

役割が変わっても、試合の大事な場面で結果を残しています。

浦田、笹原に感じた可能性

成長を感じた若手は浦田俊輔です。

守備や走塁だけではなく、打席でも一軍で戦える姿を見せています。

後半戦では、1番・浦田を固定して見たいです。

浦田が塁に出れば、足を使えます。

後ろの打者にも変化球が増えるかもしれません。

巨人の打線には、長く1番を任せられる選手が必要です。

浦田がその役割に入ってくれれば、打線全体の形も作りやすくなります。

予想以上に活躍した選手は笹原操希です。

一軍で打席を与えれば結果を残せる選手だと思っていました。

実際にチャンスをつかみ始めています。

すぐに結果が出ない試合があっても、使い続けてほしいです。

若い選手は一度の失敗で判断せず、ある程度まとまった打席を与えて見たいです。

もう少し結果を残してほしかったのはリチャードです。

長打力があることは分かっています。

当たったときの打球は魅力があります。

後半戦は一軍で使いたくなる結果を残してほしいです。

後半戦に期待する平山功太

野手で後半戦に期待しているのは平山功太です。

前半戦は浦田や笹原が一軍で存在感を見せました。

次に出てくる若手として、平山にも期待しています。

一軍でどのような打撃を見せるのか。

守備や走塁を含めて、どのような使い方ができるのか。

優勝争いの途中で若手を使うのは簡単ではありません。

それでも、シーズン後半に新しい選手が戦力になるとチームは強くなります。

平山が一軍へ上がってくることを楽しみにしています。

キャベッジはセンター以外で見たい

守備で気になったのは、キャベッジの守備位置です。

打撃では長打があり、巨人に必要な選手です。

外国人選手としては期待以上の働きを見せています。

ただ、センターでの起用は不安があります。

外野で使うなら、センター以外の位置で見たいです。

後半戦のキーマンにもキャベッジを挙げたいです。

打撃が上がれば、ダルベックと並んで相手に怖さを与えられます。

守備の負担を減らし、打撃に集中できる形を作ってほしいです。

個人的な巨人の前半戦ベスト

  • 個人的MVP:ダルベック
  • 投手MVP:田中瑛斗
  • 野手MVP:ダルベック
  • 若手MVP:浦田俊輔
  • 一番印象に残った先発投手:井上温大
  • 一番印象に残った野手:坂本勇人
  • 一番印象に残った一打:坂本勇人の通算300号逆転サヨナラ3ラン
  • 後半戦に期待する投手:竹丸和幸、田中将大
  • 後半戦に期待する野手:平山功太
  • 復帰を待っている選手:戸郷翔征

MVPと一番印象に残った選手は別です。

前半戦の巨人を変えた選手としてはダルベック。

試合を見ていて一番心を動かされた選手としては坂本でした。

セ・リーグ5球団で気になった選手

阪神・髙橋遥人

阪神で一番気になった選手は髙橋遥人です。

万全の状態で投げたときの球は、簡単には打てません。

巨人戦では特に、打線がどのように攻略するのか気になる投手です。

阪神は先発陣の安定感が強みです。

前半戦終了時点で巨人と勝敗が並びましたが、最後まで優勝争いの中心になると思います。

DeNA・エンカーナシオン

DeNAではエンカーナシオンが気になりました。

打席での迫力があります。

長打が出る選手は、一振りで試合の流れを変えます。

巨人戦で打席に入ると、注意したくなる選手です。

広島・坂倉将吾

広島では坂倉将吾です。

巨人戦でよく打たれている印象があります。

捕手として出場しながら打線でも中心になれるため、相手からすると嫌な存在です。

対戦するたびに、坂倉の前へ走者を出したくないと感じます。

中日・阿部寿樹

中日では阿部寿樹が気になりました。

中日戦は投手戦になることも多く、一つの打席や一つのミスが試合を決めます。

その中で気になる存在でした。

後半戦も巨人戦でどのような打撃を見せるのか注目します。

ヤクルト・山野太一

ヤクルトでは山野太一です。

巨人が対戦したときに、簡単には攻略できない投手だと感じました。

ヤクルトは故障者も多く、前半戦は苦しい時期がありました。

その中で、先発として試合を作れる投手は大きいです。

パ・リーグ6球団で気になった選手

ソフトバンク・栗原陵矢

ソフトバンクでは栗原陵矢が一番気になりました。

打線の中心として長打を打ち、守備でも複数の役割を任せられます。

相手からすると、前後の打者を含めて簡単に勝負できません。

ソフトバンクがパ・リーグ首位で前半戦を終えたことにも納得できる存在です。

日本ハム・レイエス

日本ハムではレイエスです。

打席に立ったときの迫力があります。

甘い球が入れば、一球で試合を変えます。

交流戦やハイライトで見るだけでも、相手投手が慎重になる理由が分かりました。

オリックス・太田椋

オリックスでは太田椋が気になりました。

打撃だけではなく、チームの中心へ近づいている印象があります。

若い選手が毎年経験を重ね、中心選手になっていく姿を見るのは面白いです。

楽天・前田健太

楽天では前田健太です。

日本球界に戻り、3919日ぶりとなる勝利も記録しました。

年齢やこれまでの実績だけで見る選手ではありません。

日本の打者を相手に、どのような投球を続けるのか気になります。

後半戦も登板を追いたい投手です。

西武・ネビン

西武ではネビンです。

交流戦を通しても、打線の中で怖さを感じる選手でした。

西武は投手陣の印象が強い球団ですが、ネビンのような打者が得点へつなげると、さらに勝ちやすくなります。

ロッテ・西川史礁

ロッテでは西川史礁です。

若い選手ながら、打席で期待させるものがあります。

前半戦の経験が後半戦にどうつながるのか。

数年後ではなく、今季中にどこまで成績を伸ばすのか楽しみです。

坂本と柳田が選ばれたオールスター

オールスターでは、坂本勇人と柳田悠岐がプラスワン投票で選ばれました。

坂本は15回目。

柳田は11回目の選出です。

現在の成績だけでなく、長くプロ野球を代表してきた2人が選ばれたことがうれしいです。

両リーグを代表する同学年の選手です。

オールスターだからこそ、同じグラウンドに立つ姿を見たいと思っていました。

第1戦は7月28日に東京ドーム。

第2戦は7月29日に富山市民球場で行われます。

勝敗だけを考える公式戦とは違う楽しみがあります。

普段は見られない打順や選手同士の会話にも注目したいです。

NEXT

後半戦で見たいこと

後半戦の巨人で一番見たいのは、若手と実績のある選手がうまく組み合わさった打線です。

1番には浦田を置いてほしいです。

浦田が出塁し、足を使う。

坂本が大事な場面で控えている。

ダルベックとキャベッジが長打を狙う。

笹原や平山のような若手が加わる。

その形が作れれば、前半戦よりも得点できる打線になると思います。

投手陣では、井上と竹丸がどこまで勝ち星を伸ばすのか楽しみです。

田中瑛斗には前半戦と同じ安定感を期待しています。

戸郷が戻れば、先発ローテーションには厚みが出ます。

大勢も復帰できれば、試合終盤の選択肢が増えます。

前半戦を終えた時点で、巨人と阪神は同じ勝率です。

開幕前に考えていたような阪神の圧勝にはなっていません。

巨人にも十分に優勝の可能性があります。

まとめ

前半戦の巨人は、順調だったとは言えません。

監督が途中で代わりました。

中心選手の離脱もありました。

打線が打てず、苦しい試合も多くありました。

それでも首位争いをしています。

交流戦ではセ・リーグで唯一勝ち越しました。

井上や田中瑛斗が投手陣を支えました。

浦田や笹原のような若手も出てきました。

ダルベックが打線を変えました。

坂本は記録にも記憶にも残る一打を見せました。

前半戦を振り返ると、よく粘ったという言葉が一番合います。

後半戦も、カードごとに感じたことを観戦メモへ残していきます。

シーズン終了時に見たいものは一つです。

巨人のリーグ優勝と日本一です。

DATA

Player Lensで前半戦の成績を見る

前半戦で気になった選手や12球団の成績は、Player Lensのチーム別ページやランキングからも見返せます。

※ Player Lensは別サイトで開きます。

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